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郡上青年会議所 第49代 理事長挨拶

Greeting
 
 
郡上青年会議所 理事長 原明広

ごあいさつ

メッセージ

小林 久人 によるごあいさつと、
活動指針をご紹介します。

 
(はじめに)
1976年に創立された郡上青年会議所は、多くの先輩諸氏の弛まぬ努力によって紡いでこられ、今年で 49年を迎えます。これまで郡上青年会議所を守り、現代まで歴史や伝統を継承して頂いた先輩方や、変わらず青年会議所運動に対して深いご理解とご支援を頂きました行政並びに各種団体、そして地域の皆様方に深く感謝し、地域の発展のためにこれからも必要とされる団体になるべく活動してまいります。
青年会議所は単年度制という特殊な組織です。毎年様々な役割を経験するからこそ自分の新たな強みの発見や、強みをより伸ばすことができます。中には不得意な分野の経験をすることもありますが、与えられた役割を全うすることで、新しい自分に出会える経験ができ、個々の成長へ繋げることができます。
本年度のスローガンに掲げた「山溜穿石」は山から滴り出る水が、長い時間をかけて岩石に穴をあけるということから、小さな努力を重ねていけば、どんなことも成し遂げることができることを意味します。人一人でできることはたかが知れていますが、メンバー全員で理念を共有し同じ方向を向いて、少しずつでも継続していくことで、相乗効果をもたらし、結果は10にも100にもなります。理念共有が行きとどいた集団はエネルギッシュで強く、地域の方や他団体も巻き込んでいく運動を起こせるはずです。地域一体に仲間意識を醸成し、明るい豊かな社会の実現に向けて1年間活動してまいります。
 
 
(会員拡大・資質向上) 
本年度、郡上青年会議所は現役メンバー15名からのスタートとなります。メンバーが減少すれば、一人ひとりの負担は増加し、これまで受け継がれてきた運動や、会員が思い描く活動を行うことが難しくなっていきます。また近年は、青年会議所の魅力を伝えられる様々な役職を経験したメンバーが減り、組織の中の多くが入会年数の若いメンバーでの組織形成となっています。そのため、会員拡大、JAYCEE としての資質向上は必須の課題であり、より多くのメンバーに自己成長の機会を提供し、例会や事業を通じて一人ひとりの更なる資質向上と意識改革が必要と考えます。
青年会議所の魅力の一つにひとづくりがあります。様々な課題に一人ひとりが当事者意識を持ち、問題解決のために切磋琢磨することで、地域のリーダー、青年経済人として更に磨かれていくと考えます。一人では小さな力でも皆で同じ方向を向いて真摯に課題に取り組み、それをしっかりと継続していくことで自ずとメンバーの資質向上につながっていきます。また、青年会議所は仲間づくりの場でもあります。様々な役職の担いを受けることで、時には社業との両立で大変なこともありますが、大切なのは楽しむ気持ちを持つことです。そして楽しむためには、一生懸命関わらなければ、本当の意味での楽しむという気持ちは生まれないと考えます。そうして様々な課題に対してメンバー一人ひとりが一生懸命関わっていくことで、郡上青年会議所が組織としてより強固になり、地域にとってより魅力ある組織となると考えます。また、そういった楽しむ姿勢を常に持ち続け、日々の運動を継続していくことで会員拡大にもつながっていくと考えます。
 
 
(まちづくり・青少年育成)
全国各地で年々人口減少や産業の担い手不足が叫ばれ、それに伴いどの地域でも昔に比べまちの活気や勢いが失われてきている現実があります。当然郡上市もその例外ではなく、同様の課題を抱えています。しかし、これらの課題は早急な対策を講じたところでどうにかできる問題ではありません。大切なのは時代の流れを読み、地域に即した地に足の着いた地道な運動を行っていくことです。長年に渡り継続してきた事業を引き継いでいくことはもちろんですが、皆でアイデアを出し合い、今まちの置かれている現状を踏まえてどのような運動がまちのためになるのか最良の手法を見出し、実行していくことが重要です。過去、郡上青年会議所が行ってきた事業の中には「郡上青年会議所ってすごいな」という周囲の声を耳にしたこともあります。そういった声も大切にし、しっかりと運動で応えることも重要であると考えます。また、これからの郡上を担っていくのは、未来を生きる子どもたちです。多くの子育て世代と同年代である私たちにとっても、子どもたちの未来のために、今できることを考え、実行していくことが重要です。子どもたちに様々な経験ができる機会を与え、自他ともに互いを認め合い、主体的に率先して行動できる人財を育成することで、子どもたちの明るい将来へと繋がります。また、地域における様々な課題は社会の流れと共に刻々と変化しています。持続可能な地域の未来を実現するために、
我々自身も課題解決に向け率先して行動していくことが、まちづくり・青少年育成には必要です。
 
 
(総務・事務局運営)
総務・事務局の役割は各委員会が取り組む専門的な役割において、各委員会が担当する事業の目的達成のための活動が行えるようサポートし、各委員会との調整役として関係を取りもつための気配りを行い、時には寄り添い、時には厳しく対応していくことが求められます。また、広報としては対内、対外への情報発信にSNS等を用いて積極的に行い、郡上青年会議所運動を少しでも多くの方に認知していただけるような広報を目指していきます。単年度制の青年会議所の役割の中で総務・事務局は他委員会と比べ毎年運営方法が大きく変わることはありませんが、先輩諸氏が築いてきた組織文化や運営方法には背景や理由があり、手間暇をしっかりとかけることで見えてくるものがあると思います。そういったLOM 運営における各プロセスの目的を意識し本質を考えたうえで、それぞれの時代に合う手法を積極的に取
り入れ、より洗練された組織運営を次年度へと繋げられるよう追求していきます。
 
 

結びに


 
郡上青年会議所が地域の方の理解を得て現在も活動することができるのは、先輩諸氏が築き上げてきた歴史や信頼があるからです。同時に我々が活動に専念できるのは、家族や会社の皆さまの支えや理解があるからです。そういった方々への感謝の気持ちを忘れず青年会議所運動に取り組んでいくことが重要です。
青年会議所運動を行っていくなかで、様々な役職の担いに直面します。理由を並べて断ることは誰にでもできますが、それこそが青年会議所でしか経験することの出来ない修練であり、財産となります。
40歳で卒業という限られた時間の中で得た経験を活かし地域のリーダーとして、どんな課題にも真摯に向き合い、青年会議所運動を邁進していきます。
 

 創立宣言文

霊峰白山を仰ぎ、水清き長良川の源、郡上の若き青年が相集い、自己の修練と友情を深め、力を合わせ、文化の香り高き豊かな郡上の次代の担い手として、社会的責任を自覚し、英知と勇気と情熱をもって、心のふれあう、住みよい社会の実現をめざして、遇進することを誓い、ここに郡上青年会議所の創立を宣言する。

昭和51年4月18日
 

 Outline

団体名:一般社団法人 郡上青年会議所
住所:〒501-5121
岐阜県郡上市白鳥町白鳥124-8
 
TEL:0575-82-3862
FAX:0575-82-5482
E-mail:info@gujo-jc.com

 創立宣言文

霊峰白山を仰ぎ、水清き長良川の源、郡上の若き青年が相集い、自己の修練と友情を深め、力を合わせ、文化の香り高き豊かな郡上の次代の担い手として、社会的責任を自覚し、英知と勇気と情熱をもって、心のふれあう、住みよい社会の実現をめざして、遇進することを誓い、ここに郡上青年会議所の創立を宣言する。

昭和51年4月18日
 

 Outline

団体名:一般社団法人 郡上青年会議所
住所:〒501-5121
岐阜県郡上市白鳥町白鳥124-8
 
TEL:0575-82-3862
FAX:0575-82-5482
E-mail:info@gujo-jc.com