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第43代理事長 美谷添 晃

【はじめに】
諸先輩方が築き上げてこられた歴史ある一般社団法人郡上青年会議所の第43代理事長を拝命するにあたり責任の重大さを実感しております。郡上青年会議所の創立時の諸先輩方の思いを確認すると、昭和51年4月の創立宣言文では、『霊峰白山を仰ぎ、水清き長良川の源、郡上の若き青年が相集い、自己の修練と友情を深め、力を合わせ、文化の香り高き豊かな郡上の次代の担い手として、社会的責任を自覚し、英知と勇気と情熱をもって、心のふれあう、住みよい社会の実現をめざして、邁進することを誓い、ここに郡上青年会議所の創立を宣言する。』とあります。この思いを実現するために、今私達が何をすればよいか考え、実感するためにはどうすればよいのか。キーワードは『笑顔』ではないでしょうか。笑顔にはストレスの軽減や細胞の活性化、印象の向上等の効果があるだけでなく、笑顔は周りに伝播し周囲にも広がっていく効能があるといわれています。心にも体にもそして周囲にも良い影響を及ぼす笑顔をこの地域にあふれさせることが私たちの使命であり目指すべき目標であると考えます。そのためには私達自身が楽しみながら青年会議所運動を行い、運動を通じ笑顔を広げていくことが大切です。
 
【笑顔あふれるまちづくり】
昨今、人口の都市部への流入が多く地方では人口流出が問題になっております。郡上市でも少子高齢化や経済事情や進学の為など様々な理由によって人口は10年前と比べ約5,000人も減少しています。しかしこれは郡上市に魅力がないわけではありません。
郡上市には、素晴らしい景色、美味しい食べ物、古くから受け継いだ文化や人々様々な魅力にあふれています。それでも郡上市から離れていく人達が存在するのは、都市部の魅力に目を奪われ、本当は価値があるはずのものが当たり前になりすぎて、郡上市の魅力を忘れているからです。無いものねだりではなく、郡上にあるものの価値を見直し、市民一人ひとりが郡上の魅力を実感し「郡上って楽しい」と笑顔で胸を張って言えるまちになるよう、まずはこのまちの魅力を私たちが見つめ直し、「こんなに素晴らしい郡上、こんなに魅力的な郡上」を市民に伝えていきます。
市民が誇りを持つ事でこのまちの活気を引き出し、笑顔あふれるまちになることで、この地を離れた人がやっぱり郡上に帰ってきたいと思える本当に魅力のあるまちにしていきます。
 
【笑顔をつなぐ青少年育成】
近年、地域との関わりの希薄化が進むなかこども達を取り巻く環境が変化し、我が子が可愛いあまり過保護・過干渉といった親が増え、親が全てを決めてしまい、こども達が自分自身で成長をする機会を失っていないでしょうか。
こども達には感受性が豊かな環境を整備することが重要です。感受性が豊かというのは、何気ない小さな出来事に対しても、素直に心が揺れ無意識のうちに小さなことに感動できることです。それは、自分が物事をどう感じるかということであり、相手の立場になって相手の気持ちを考えられるということです。
こどもが自立するために、豊かな人間性と社会性を育んでいく必要があります。郡上市の次代を担うこども達の人間性や社会性が健やかに育まれる環境を整えるのは、私達大人世代でもある青年会議所が果たさなければならない役目です。
また、郡上市は、自然が豊かで文化の香り高いまちであり、この郡上市で過ごした幼少期の楽しい経験はかけがえのないものとなります。この経験をしたこども達が大人になったときに、この郡上市でこどもを育てたいと想うことが、郡上市の更なる発展につながるのではないでしょうか。こども達には、この豊かな環境の中で体験活動を通じて郡上市を楽しみ、そして他者を思いやる心を育みます。また、わんぱく相撲などの事業を通じて優しさや厳しさ、そして愛情を学び、感受性が豊かに成長する事業を実施し、こども達の笑顔をつなげてまいります。
 
【笑顔になれる資質向上】
私たちは40歳までの限られた期間の中で、様々な委員会や役職を経験し、より広域への出向の中でかけがえのない出会いや多くの刺激を受け、失敗や成功を繰り返す中で今後の人生においての基礎となる土台を形成していきます。
郡上青年会議所ではメンバー自身が成長するための多くの機会を提供します。しかし、そのような機会をメンバー自身が求めなければ何も得る事は出来ません。青年会議所が与えてくれるという事ではなく、自身が楽しみ積極的につかみ取ろうと思わなければ得ることはできません。メンバー各自がどんな困難にも負けず、目の前の壁を乗り越え、常に昨日よりも今日、今日よりも明日と自身に磨きをかけ、自身を成長させる事が地域の成長につながります。そして私達を送り出してくれる職場、家族の理解の上で青年会議所運動ができることを忘れてはいけません。自己満足で終わることなく身近な人にも成長を実感し笑顔になってもらうことが大切です。青年会議所ってカッコイイと笑顔で送り出してもらえる様に、メンバー一人ひとりが目的意識を明確にして各事業を全力で取り組む事でさらに自分の力を伸ばし自己変革を行えるようにしていきます。
 
【笑顔のための総務運営・広報活動】
「総務」と「広報」は組織運営において重要な役割を担っています。青年会議所は会議を通じ事業を展開していきます。円滑な会議運営をすることで議論が深まり、メンバーが気持ちよく安心して運動を楽しむ環境ができます。より良い青年会議所運動はより多くの笑顔を創ることができます。また笑顔を広げるためには外部に向けての発信が重要になります。郡上青年会議所の運動を発信し、より身近な組織として感じてもらえるよう市民の皆様に運動と笑顔を広げるには、迅速に情報を公開することが必要です。
そして、青年会議所運動は市内に留まらず日本、東海地区、岐阜ブロックの事業がありそれらの事業に参加することはメンバーにとってより多くの成長につながり成長することが地域の笑顔につながっていきます。これらの事業に参加するには円滑な事務連絡が不可欠です。特に本年度は中青会合同例会の主管があります。中濃5LOMのメンバー同士が交流を深め、友情を育みながら地域に笑顔が広がっていく様に設営をしていきます。
 
【笑顔で勧める会員拡大】
これからも地域にとって必要とされる団体として存在していく為には継続した会員数の維持・確保が必要です。活動する仲間を増やす会員拡大こそがひとづくりの基礎であり、まちづくりにつながります。数は力です。団体として人数が少なくても事業は行えますが仲間が多い方が行える事は多くなりお互いの励みにもなります。
青年会議所は入会しないと知り合う事が出来ない人達との出会いがあります。青年会議所運動を行うことはまちを見直すいい機会になるはずです。会員一人ひとりが青年会議所運動を楽しみ、誇りと自信を持ち青年会議所の魅力を笑顔で勧めていけば必ず仲間は増えると確信します。
会員拡大により新入会員が増える事で、更に我々の活動は力強いものとなり、その結果このまちが明るく豊かなものになり笑顔が広がると信じています。
 
【結びに】
地域の為に活動するのであれば、まず我々が楽しみながら活動することが重要だと考えます。自分が楽しめないのに他人を喜ばせることは出来ませんし、我々の想いも伝わり難くなってしまいます。自分たちがやりがいを持ち、達成の喜びを共有しながら、地域のニーズに合った事業を展開していくことが地域の為、ひいては郡上青年会議所が目指す「明るい豊かな社会の実現」の為につながっていくと強く確信しています。悔いを残さないよう、結果を恐れずに思い切り楽しんで活動します。そして笑顔があふれる地域を創って行きます。
 
≪基本方針≫
・笑顔あふれるまちづくり
・笑顔をつなぐ青少年育成
・笑顔になれる資質向上
・笑顔のための総務運営・広報活動
・笑顔で勧める会員拡大
・日本青年会議所・東海地区協議会・岐阜ブロック協議会との連携